「経験から学ぶ安全運転 ― あるライダーの想い」

当社のお客様が、所属されている安全協会の冊子「安全運転シリーズ」にて、ご自身のバイクライフと安全運転に対する考えを綴った作文が掲載されました。長年バイクに乗り続けてきたからこそ語れる「安全とは何か」「身を守るとはどういうことか」

今回はその貴重な寄稿について、当社でもご紹介させていただきます。

安全運転シリーズ私の安全運転

私のバイクライフは、高校一年生の16才から楽しんでいます。その時は、とにかく格好だけ決めて目立って走ればそれで良し、なんていうバイクライフでした。(笑)しかしながら、経験年数が増すにつれ、いろいろなヒヤリ、恐い体験もしました。そんな私が格好から安全に対する意識が目覚めて来ました。

「安全に走るとは?」

自分自身に問い掛けした所、いくつかの答えが出て来た。

①交通ルールを守る。

②自身の操作技術を知る。

③確かな服装である事。

以上の内容が答えとなった。③の確かな服装とはどんな事なのか掘り下げて追及する事にした。

街中で走るライダー服装を観ると。半袖短パン、サンダル、グローブ着用なし、アゴ紐の着用なし。などなどが目に入って来ました。もちろん、これらの事はライダーとしてあってはならない事です。

でも、ライダーは生身の体で風を切って走る訳ですから、服装が正しくても外的な衝撃には弱い物です。いったいどんな服装が身を守り正しい服装なのかを考えながらテレビを観ていた私…

ふと目にしたテレビ番組でTBS「がっちりマンデー‼」の特集でいろいろなエアーバッグを取り上げていました。その中で「着用するエアーバッグ」っていう物があり私はこれだとビビビと来ました。ライダー用に設計してありベスト型エアーバッグです。

さっそく、専門店に行き購入しました。ようやく、私なりの「確かな服装」の答えに導き出す事が出来ました。今では、正しい服装+ベスト型エアーバッグを着用して楽しいバイクライフを満喫しています。

お客様の作文を読んでの感想

今回の作文から強く感じたのは、「安全運転は知識、技術やルールだけではなく、意識と習慣である」というメッセージです。

若い頃の経験、転倒やヒヤリとした体験、そして年齢や経験を重ねる中で変化してきた考え方が、非常に素直な言葉で表現されており、多くのライダーが共感できる内容だと感じました。

特に、「正しい服装」「自分の身を守る装備」を真剣に考え、実際に行動へ移している点は、私たちが日頃お客様にお伝えしている想いとも重なります。

バイクは自由で楽しい乗り物である一方、常に危険と隣り合わせでもあります。だからこそ、「交通ルールを守ること」「正しい装備で自分の身を守ること」。その大切さを、改めて考えさせてくれる作文でした。

当社としても、これからもお客様一人ひとりのバイクライフが「楽しく、そして安全であること」を第一に、お手伝いを続けてまいります。

素晴らしい作文を、本当にありがとうございました。

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