2021年から新世代スポーツスターとして登場したスポーツスターS。
斬新ながら旧来のスポーツスターの要素を盛り込んだデザインと、新型の水冷エンジン・レヴォリューションマックスをはじめ先端機能を備えたこのモデルが2025年モデルからマイナーチェンジとなりました。
一体どこが変わったのか、2024年以前のモデルと比較してみましょう!
変更されたポイント
はじめに結論から!2025年モデルで変更となった点は大きく以下の4つ!
・エンジンがオールブラックに
・タンクグラフィックからエンブレムに変更
・プラグコードが黒から赤に
・リアサスペンションのストローク量がアップ
デザイン面の変更が多いですが、機能面ではリアサスペンションの変更もありました。
デザイン面とリアサスペンションで分けて詳しく見ていきましょう。


デザイン面:高級感あるタンクエンブレムとブラックエンジンでより精悍に
2025年モデルから従来のタンクグラフィックからエンブレムに変更されました。
2024年モデルまではレーシーなイメージでエンジン回りのブロンズとも合わせたカラーリングでしたが、2025年モデルからはクロームを取り入れたエンブレム仕様に。


エンジンはオールブラックになり、車体全体の”真っ黒感”が増しました。
従来モデルはブロンズのカバーが差し色で入っています。


またプラグコードが標準で赤いものを採用。ワンポイントのカスタムで変える方も多い箇所ですが、初めからカスタムされているのはうれしいですね!
カムカバーにあるHARLEY DAVIDSONの文字も2025年モデルから赤になり、プラグコードとさりげなく色を合わせているのもポイントです。


全体的にはエンジンが黒くなったことによる引き締まった感じが印象的で、より精悍なデザインになったといえます。
機能面:リアサスペンションのストローク量アップ
2025年モデルからリアサスペンションのストローク量(伸び縮みする量)が増えました。
具体的には下記の通り。
2024年以前のモデルのストローク量・・・約50mm
2025年モデルのストローク量・・・約82mm
32mmと60%ほどもストローク量が増えました。
ストローク量が増えると何が良いのか・・・
それは「乗り心地の向上」と「走行性能の向上」です!
サスペンションの動く量が増えることで、ライダーの体重や路面のギャップに対応できる幅が広がることで乗り心地が向上します。
また路面に対しての追従性が上がることで、走行中、特にコーナリングの最中などに不安を感じることが少なくなります。よりライディングが楽しめる上に、スリップや事故のリスクも減ります。
なおサスペンションはライダーの体重や乗り方にあったセッティングをしていただくと本来の性能を発揮できます。”サグ出し”やダンピング調整等ですね。
スポーツスターSはフロント・リアサスペンションともにプリロード調整、コンプレッション/リバウンドダンピング調整が可能です。
調整についてはこちらのサイトをご覧いただくとわかりやすいと思います。
知りたかった!安心と楽しいに必須のサス調整(サグ出し)とは?【ライドナレッジ079】 | ピックアップ | RIDE HI(ライドハイ)/愉しさのためすべてを注ぐライダーのメディア
まとめ
このように2025年モデルのスポーツスターSは2024年モデルと比較して以下の点が変わりました。
・ブラックエンジン、タンクエンブレムの変更
・リアサスペンション変更で乗り心地と走行性能が向上
上記の変更にも関わらず2025年モデルの車両本体価格は、2024年モデルと変わらない1,998,800円(税込)~となっています。
記事投稿時点(2025/7/11)でハーレーダビッドソン湘南に展示車がございます。
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