2007年以降のハーレーは全てインジェクションとなっており、始動性が非常に良く安心してエンジン始動が可能です。
暖機運転も自動で行ってくれる為、回転数の調整やガソリンの濃さの調整も不要という優れもの。
それに対しキャブレターは全てアナログでの操作が必要となる為「セルを回しただけだとエンジンがかからない」なんてことも。今回はキャブレター車両の操作を簡単にご紹介させて頂きます。
ガソリンコック
タンクからキャブレターへガソリンを送る部品です。
一般的にコックには「ON、OFF、RES」の3つの位置があります。
コックのレバー部に切り欠きがあるので、切り欠きが指している方がコックの位置となります。
エンジン始動時はガソリンコックをオンにする事を忘れずに。
俗に言う予備タンクですね。
ガソリン残量が少なくなって来たらリザーブへ切り替えましょう。
長期間止める際はコックをオフにする事を忘れずに。
純正コックは負圧式コックとなりますので、エンジンがかかっていない際はガソリンが流れない様になっている為、オフにする事を忘れても基本的には大丈夫です。ですが古くなって来たコックが壊れガソリンが漏れてくる可能性もありますので予防としてオフにする事をオススメします。
チョークレバー
エンジンが冷えている状態ですとガソリンが気化しにくくエンジンがかかりにくいです。
チョークレバーを引くとガソリンが濃くなる為、始動性が良くなります。
暖まっている状態だとガソリンが濃すぎてプラグがカブってしまう為、エンジン始動後安定したら戻すのを忘れずに。
スロットル
キャブレター車両はエンジンがかかっていなくてもスロットルを勢い良く開ければ、ガソリンをエンジン内に噴射してくれます。しばらくエンジンをかけていなかった場合はエンジンの始動性が悪くなりますので、スロットルを2~3回捻ってガソリンをエンジン内へ送ってあげることで始動性が良くなります。
回転数調整
エンジン始動後のアイドリング回転数もアナログでの調整となります。
標準の状態では実はアイドリングを手で簡単に調整するスクリューはハーレーには付いていません。
スロットルケーブルの引きの部分にプラスのネジが1本いますので必要であればドライバー等の工具で調整可能です。
社外パーツでアイドルスクリューを後付けすれば工具なしで簡単にアイドリング回転数の調整が可能です。
以上の様に「ガソリンコック、チョークレバー、スロットル、(アイドルスクリュー)」の操作を覚えればキャブレター車両でもエンジン始動が可能です。
初めてのキャブレター車両のご購入をお考えの方のご参考になればと思います。
キャブレター車両でお考えの方は是非ご相談ください。
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